建築都市文化協会

一般社団法人建築都市文化協会

Architecture and Urban Culture Association

Association Information

昭和の時代の象徴として、Ezra F. Vogelの1979年『Japan as Number One』に述べられています。日本の戦後復興から世界的にも高度な経済急成長での気運の高まりが思い浮かびます。建築都市では、アメリカの摩天楼を夢見て、西新宿の超高層群が建ち始める中、多くの若者が壮大な建築都市の建設に意気盛んに挑んだ時代でありました。

平成の時代から、“The Fourth Industrial Revolution: what it means and how to respond”. 2018年のWorld Economic Forumにて明確化され、第四次産業革命にてIoTやAIなどの技術革新が顕著に継続してもたらされてきました。建設業でもDX化など盛んに試みられており、モノつくりの根幹が大きく変わってきました。

令和の時代となり、早々、新型コロナの流行による国民への経済的な心理的なダメージを大きく受け、災害としての緊急事態宣言などの日常的行動制限が生じました。これにより、多くの方が災害から自らを守ることの重要性が認識され、日本での地震防災への行動の意識変革も多少向上してきました。

近年、SNSを中心に世界各地の戦争勃発などの世界情勢の情報が多くなり、同時にインバウンドや貿易関税の話題などから情報のグローバル化も一層進んでいます。

戦後の昭和から平成、現在の令和時代の約80年において、日本は大きく変化しています。それらの時代に生きてきた人々の価値観、行動規範なども大きく変化しています。その変化の中で、次世代の建築都市の創造活動においても、これまでの常識が常識でなくなる局面が多く生じています。

About Us

本協会では、この様な変化において建築都市のモノつくりに挑戦している次世代を担う方たちのために、これまでのモノつくりをアーカイブします。特に個人や専門業などの方の業績を中心にアーカイブし、将来に、より生産的に良質な創造的取組みの情報を伝承することを目的とします。

建築都市の専門家の連携協力によって、建築都市に関する学術、技術及び事業の文化的な進歩発展を図るとともに、建築都市を通じ広く社会に貢献する以下の活動を行います。

  • 建築都市に関する技術及び事業成果の資料収集と伝承
  • 建築都市に関する人材情報収集と人材活用支援
  • 建築都市に関する調査・研究・設計の受託
  • 建築都市の振興発展に資する業績等の表彰
  • 会報、雑誌、図書及び印刷物の刊行

これらは、日本国内及び海外において行うものとします。

Features

常時、協会メンバーを募集しております。御興味を持った方は、メールアドレスに参加活動の意思の情報を頂き、御一緒にプライベートアーカイブの作成などを中心にした活動に参画して頂ければ幸いです。御理解の程、宜しくお願い致します。

(代表理事:持田泰秀)